株主の皆様には日頃より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
2023年3月期の業績概況
当事業年度における我が国経済は、海外情勢等による金融資本市場の変動、物価上昇、供給面での制約等、まだまだ厳しい状況が続いているものの、With コロナの下で各種政策の効果もあって経済社会活動の正常化が促進されました。
このような状況のもとで、当社は育毛剤「薬用スカルプケア ステムシグナル」(医薬部外品)、機能性表示食品「グルコサミン ゼリーNA」、顔・体・髪用保湿オイル「エクラ デュール」、メーク製品「チュリエ 新色プレミアム」を新発売し、顧客拡大ならびに顧客満足向上に努めてまいりました。
売上面におきましては、対面教育機会の回復や、販売活動においてもリアルコミュニケーションが戻ってきたとはいえ、長引くコロナ禍が影響し、レギュラー製品の苦戦が続きました。
利益面におきましては、売上原価率は前事業年度比3.2ポイント減の28.2%となりました。しかしながら、売上高が前事業年度比16.7%減となった影響が大きく、売上総利益は前事業年度比12.9%減となりました。販売費および一般管理費につきましては、経費使用方針に基づく予算管理を徹底した結果、前事業年度比8.9%減となりました。
以上の結果、当事業年度の売上高は2,942,229千円(前事業年度3,534,133千円、16.7%減)、営業損失は18,067千円(前事業年度営業利益83,280千円)、経常損失は21,565千円(前事業年度経常利益81,713千円)、また営業拠点の再編による事業改革費が発生し、特別損失を75,656千円計上したこと、および直近事業年度において経営計画が未達の状況が続いているため繰延税金資産を156,684千円取り崩し、繰延税金負債を118,793千円計上し、税金費用等を275,478千円計上したことにより、当期純損失は384,612千円(前事業年度純利益40,375千円)となりました。
株主の皆様におかれましては、次期において業績回復に努めてまいりますので、引き続きご支援のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

2023年6月
代表取締役社長 白銀 浩二